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雪行

人生初の大雪っぷりです、これは。
2014年2月8日(土)

ある方が言ってました。
「降る降る詐欺だよ~」と。

あそこまでとは思わず、でも念のためゴアの山靴、レインウェア(上)、ザックで出勤。


午後以降、仕事中に路線情報をチラチラと。

中央線、総武線、常磐線がストップ(でも他で帰れる)したのを画面で確認し、自ら勤務DNS申告。17時退社。

「吹雪」でした、まさに。
雪国のそれに比べたらとは思われるかもしれませんが。

これはこれは。

傘を持ってたけど、危なくてフードに切り替える。

中央線はストップ。止まっていると思っていた総武線がまだ生きていたので、秋葉原まで行けた。

が、TXもストップ。秋葉原で1時間待ち。

駅員さんや車内アナウンスで、「お急ぎのところご迷惑をおかけし、申し訳ございません。」と何度も。
天候はしょうがないから。

運転再開し、目的駅まであと1駅のところで再びポイント故障。
2,30分ほど経過したでしょうか、先頭車両の1つの扉のみ駅員さんの手動開閉で、トイレなどで出る人が出始める。
再開のめど立たずとのことで、1駅分歩こうと出ると、さらに吹雪いているではないか。ここはどこかと一瞬目を疑う。

駅員さんは顔を真っ赤にして、乗客の誘導をしていた。お疲れ様です。
文句を投げる乗客もいて、ほんと無神経だと思うよ。

ザックカバーと防水の手袋、ライトがないのが痛いけど、よしっ‼ってとこでアナウンス。

「運転再開します!!」

そういう事でしたらと、電車に戻って再開を待つと、
「再びポイント故障です!!」→「再開します!!」で、1駅だけ運転。
以降は完全ストップで、私はここまででとりあえずいいのですが、この先の方々は再び運転再開待ちに。

さぁ、動いていると聞いている、私の最後の使用私鉄へ。

ところがストップ。
しょうがないよねぇと、周辺うろうろ。


足首完全埋没。

雪が走ってました。

「運転の再開のめどは立っておりません」との看板が出る。

ついにその時が来ました。
トレーニングだとポジティブに、家までラッセル決意。

帰宅ランでは1時間ちょっとかかるから、あの雪の中を突き進むとしたら・・・。
どのルートで?
完全に把握してるいつもの土手?
街道沿いを車道か?

とりあえず街道に出るまでは同じルートだと、駅を飛び出す。


この暴風雪だとさすがにまずいだろうと、コンビニによってビニル手袋と、ザックカバーの合羽をGET。
お姉さんに外袋破棄してもらい装着。お姉さん多分、
『この中をあなたはゆくのね。お気をつけて!!』と、
心の中で私に言ってくれてたと思う。そんな眼差しを受けました(笑)

歩道の雪は、膝丈以上に達する所もあり、ズボッ、ズボッを続けられるのか、先行きが不安に。
車が通らなければ車道を行く。

『しまった!!!』

白い半透明の合羽を買ってしまった・・・。
雪と同化じゃ!?ライト持ってないし、黒を選ぶべきだった‼

街道に出る。
車はゆっくりでも、ちょこちょこ走ってる。ガラガラではない。

いちいち背後を気にしながらのラッセルは億劫だし、私白いし、歩道のあの丈の雪はしんどすぎるか。
強風で雪も吹き飛び、歩道よりは積もっていないだろうと、土手を選択。

吹き溜まりが、膝上を超える!!
階段も何もわからない。傘をストックにして前方確認。

『・・・誤ったか!?』

顔をまともに上げられない。
雪が痛い。

富士山頂の、あの砂かけばばあ&強風以上かも。
試練か?これは。それも絶え間なく続く。

行こう。
これが山なら戻るけど。

フードをきつく絞り、鼻まで襟元を上げる。
それでも顔が痛くて。

両手で顔を覆いながら暴雨雪を一身に真正面から受けざるえない、この状況。

時々後ろ向きに立ちつくし、呼吸を整える。

常磐道に車がいない。通行止めだろう。
その下を1人、えっさえっさ。

常磐道のパトロールカーに見つかって、声でもかけてもらえないかなぁなんて。
この距離だし無理だな。土手に人なんかいるわけないね。

異世界に、1人ぼっちな気分。
ただただ進むのみ。

誰かに会いたくなった。
言葉をかわしたくなった。
折れるほど辛くはなかったし、帰れる自信もあったんだけど。

経験はないですが、稜線で吹かれ続けてるような状況かも。
これが山だったら生きて帰れるのか。
この装備じゃ無理だ、などと色々想像する。

ルートがわかるのが救い。
K木さんの「楽しむ勇気」って言葉が頭に浮かぶ。
でも状況によるよね。

ビバークもせず(やるとしたら、土手下の民家に駆け込むぐらいか)動き続けられた。
寒くもなく。
ほんと、いつもの帰宅ランコースだったから良かったものの。

土手を降りると風はましに。
やっぱり街道コースの方が良かったか?

あと少し、あと少し。

ランならあっという間でも、この日はそうもいかない。

どうどうと車道を歩く。

もうすぐ、もうすぐ。

家の近くになると、電車の音。
再開した!!いつ?まぁ、いいか。

家の扉を開けてみれば、日はまたいでおりました。

パンツの表は濡れて、シャツには汗のあと。
ダウンも、レインウェアの内側も濡れてた。合羽のせいかな。
濡れ感や寒さは感じなかった。
靴は大丈夫。

ウェアはこんなラッセル帰宅を想定していなかったから、パンツは軽い撥水程度、シャツも綿の普段着。その上に綿のマフラー、薄手のダウンでレインウェア。

これが山だったらまずいですね。

13kmを2時間50分ほど。顔がまっかっか。

トレーニングにしようと駅を飛び出し、それなりに痛い思いもして。
なったかな。

今後に生きるでしょう。
この雪行は。

Comment

春山 #uzOXpH5k - URL
2014/02/10 (Mon) 22:42

いい経験だと思うよ。しかし、ケガなくて良かったね!
ワンコドレミは雪を楽しめたかな?

春山さん
ドレミ #- - URL
2014/02/11 (Tue) 18:26

山でやりたかったのに、まさか市街地でやることになるとはね~。
わんこドレミは、雪玉投げるとすっとんでいったり、なんかボール状の雪がお気に入りのようです(笑)

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