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価値、技術の理念

4月28日(木) 讀賣新聞・朝刊 思潮 2011 4月 より

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国際政治学者の坂本義和氏も「人間のおごり」(『世界』)で、地震による価値転換を象徴的に記す。「すぐに思ったのは、『環境保護』という言葉が、いかに人間中心の観念か、だった。環境を人間が保護するのではなく、自然環境が人間の生存を保護してくれてきたということだ。『地球にやさしく』というスローガンは無意識の人間のおごりであって、(中略)『地球がやさしく』してくれる時に、人間は生きていられるのだ」
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技術が自然の怖さを克服するだけでなく、技術こそが怖さを生み出しているとすれば、技術至上の「技術主義」から脱し、別の価値とのかかわりの中で技術を位置づけ直す必要がある。解剖学者の養老孟司氏「『自然の法則』と日本人」(Voice)は、その道筋を見つけるヒントになるかもしれない。
氏は、都会と田舎の「二住居制」を採り、改めて自然を体験することを勧める。日常的に自然に対面せざるえない状況に置かれることで「頭で考える欠点」が見えるからだという。価値観を見直すなら日常も変えるというのは、自然なことのようにも思える。

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